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予科練記念館、開戦記念日を前に表敬訪問

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若い血潮の予科練の♪七つボタンは桜にイカリ今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃー デッカイ希望の雲がわく♪ ご存じ予科練特攻隊の養成所、予科練記念館は霞ケ浦のたもとに二つある。

ひとつは四年前にオープンした観光名所のような「予科練平和記念館」。こぎれいに飾ってある入館料500円の、まぁ歴史民俗博物館のような勉強になるところ。
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もうひとつが、由緒正しい日本帝国海軍の正式名称は「日本海軍少年兵養成所」だが、まぎれもなく特攻隊の養成所。大東亜戦争末期、全国から18歳前後の優秀な青年24,000名がここに集められ、ろくな飛行訓練もないまま特攻という捨て身の戦術によって、計18,564名が帰らぬ人となった。
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雄翔館。敷地よこの展示用の戦車たち
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人間魚雷「回転」の模型

そのことの是非を問うつもりは毛頭ない。ただ、ここに立ち寄るたびに国を思い父母を想い、飛び立っていった彼らの遺書に触れるたび、こころ洗われる。こうした記念館を公開する自衛隊(現在は陸上自衛隊武器学校)にも敬服するし、気持ちよく来場を受け入れてくれる隊員にも感謝、感謝である。
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前述の「予科練平和記念館」と違って、ここ予科練記念館は知る人ぞ知る「雄翔館」の名で全国から心ある老人から若者まで集まる聖地である。何より無料である。
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此度訪れた時も二十歳前後の若者が数人見学に来ていたのを眺めていたら、「大西中将(終戦後責任をとって自害)って、特攻隊の生みの親だよな」「こんな時代もあったんだよな」と、嬉しくなるような会話が聞こえてきた。
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まだまだ、戦争を語り継げる若者もいるんだ。捨てたもんじゃない。

「雄翔館」の入り口にはかの山本五十六閣下の銅像があり、説明によると終戦時、銅像が占領軍によって汚されることをおそれた海軍が、霞ヶ浦に沈めたものが何とその56年後に発見され、再度銅像として祀ってあるとのこと。信じたい。
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こころ洗われ邪念を洗い流して、霞ヶ浦に別れを告げ、街を彩る平和国家ニッポンの歳末イルミネーションに和む。
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